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2021年7月30日

造作家具とは?メリット・デメリットを解説

造作家具とは メリット デメリット

▲フェアリーホームが造る造作家具(TVボード)

 

こだわりの注文住宅を建てる際には、理想を形にするため、皆さま隅から隅までじっくり検討されます。
そんなこだわりの家づくりの一環として、完全オーダーメイドで造る家具が「造作家具」です。
理想の「家づくり」の範囲を少し広げて、同じように「家具」も注文して作ってしまうのです。
しかし、やはり完全オーダーメイドの家具となると、費用などが気になる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、造作家具のメリット・デメリットを詳しく解説したいと思います。

 

造作家具とは?

造作家具とは

造作家具とは、家に合わせて特別に設計をする、規格化されていないオリジナルの家具です。
好みのデザイン、用途、素材、サイズなど、すべて自由に思い通りの家具を造ることができます。

特に造作家具で発注されることが多いのは、大型の壁面収納や、壁付のデスクなどです。
ウォークインクローゼットやシューズクローク、パントリーなどの棚は非常に造作家具に向いています。
欲しい位置に、欲しい大きさで、無駄なくぴったり収まる家具はとても魅力的ではないでしょうか。
もちろんデザインや素材も自由なので、床や建具と完全な統一感を持たせることもできます。
家づくりの段階で、家具もまた、家の一部として設計してしまうのです。

造作家具の作り方には、「大工工事」と「家具工事」の2種類があります。

 

大工工事

家を作る大工さんが、現場で施工する方法です。
家そのものをよく知る人の手によって作られ、ほかの建具とまったく同じ素材を使うこともできます。
ただしメーカーによっては受注していない場合もあり、実現可能なデザインや素材が限られることもあります。

 

家具工事

工場で作った造作家具を、現場で組み立てる方法です。
実現可能なデザインや素材は豊富な場合が多いですが、配送料などでコストアップすることもあります。

よく作られるのは壁や床・天井に固定する造り付けの造作家具ですが、もちろんそのほかにも、テーブルやソファなど、オリジナルの造作が可能な家具は無限にあります。
最近では、造作家具としてキャットウォークなどペットのための家具を作られる方もいらっしゃいます。

 

造作家具と置き家具の違い

造作家具 置き家具 違い

造作家具でない、一般的な市販の家具のことを、造作家具に対して「置き家具」と呼びます。
既製品である置き家具にもさまざまなデザインのものがあるため、好みのものを探し、選ぶ手間もひとつの楽しみとも言えます。
また、置き家具の中にも、ある程度サイズなどを指定して作れるオーダーメイドタイプの家具もあります。

文字の通り、置き家具の一番の特徴は「置いてあること」です。
つまり、作り付けの造作家具と違って「動かせること」が最大のポイントとなります。

造り付けの造作家具は、壁や床・天井と一体化していたり、しっかりと固定されていたりします。
頑丈さは造作家具の大きなメリットのひとつですが、気軽に配置を変えることはできません。
一方置き家具は、置いてあるだけなので移動が自由。
簡単に、模様替えをしたり、買い換えたりすることができるのです。

 

造作家具のメリット

造作家具 メリット

すべて思い通りに作れる造作家具は、おしゃれなだけではありません。
家に合わせたオーダーメイドの家具ならではの、機能的なメリットもたくさんあります。

 

メリット①:間取りにぴったりなサイズで造ることができる

造作家具 メリット

まず、造り付けの造作家具の大きなメリットは、間取りにぴったりなジャストサイズの家具が作れることです。
幅・奥行・高さ、棚ひとつひとつの位置に至るまで、住む人にとって最も使いやすい、最適な形に仕上げることができます。
また、家そのものを知り尽くしている設計士と相談しながら、家具の配置を考えられるので、空間をうまく生かすことができます。

既製品の置き家具だと、やはり置きたい場所にぴったりのサイズ・理想通りのデザインを探すのは難しいものです。
とても気に入った家具が、数センチの問題で収まらないこともあります。
反対に、配置したときに壁やほかの家具との間に微妙な隙間ができてしまうこともあります。
さらにそういったデッドスペースには埃が溜まりやすく、非常に掃除しにくくなる難点もあります。

造作家具なら、お部屋のサイズに合わせてぴったり、きっちり美しく収まる使いやすい家具が作れます。

 

メリット②:思い通りのデザインが実現できる

造作家具 メリット

造作家具の最大のメリットとしてもうひとつ挙げられるのは、やはり思い通りのデザインが実現できることです。
たくさんある既製品の家具の中から、サイズも、素材も、色も、デザインもすべて気に入る一点を見つけるのは至難の業です。
しかし造作家具ならば、すべてにおいて細部まで自分の思い通りのおしゃれな家具を実現することができます。
家を建てるときに一緒に造作家具を造るのならば、建具と完璧な統一感を出すことも可能です。

ちょっとここは気に入らないのだけど…と妥協することなく、納得のいくまでこだわり抜くことができます。
“どこかで見たことがある”家具ではない、自分だけの家具ならば一層愛着が湧くことは間違いありません。

 

メリット③:耐震性に優れている

造作家具 メリット

造作家具の機能面でメリットとして大きいのは、耐震性に優れていることです。
造り付けの造作家具は、壁や床・天井と一体化していたり、しっかり動かないように固定されています。

地震の多い日本では、置き家具を設置する場合でも突っ張りポールをつけたり、金具でビス留めをしたりすることが多いと思います。
しかし、造り付けの家具であれば外観を損なうこともなく、安全性は段違いです。
家そのものと家具とが一体化しているので、倒れてくる心配がありません。
特に大型の家具は、倒れたときの危険性が高いので要注意です。
寝室やLDKなど、長い時間を過ごす場所に置きたい大型の家具は造り付けにするのがおすすめです。

 

■既製品の置き家具の耐震性を強化したいなら…
置き家具でもあらかじめ設置する位置を決めておけば、大工さんがしっかり壁に固定してくれる場合もあります。
造り付けの家具と同じで簡単に動かすことはできなくなりますが、既製品で気に入った家具が見つかったときは、耐震性の強化方法として相談してみてもよいでしょう。

 

造作家具のデメリット

造作家具 デメリット

たくさんのメリットがある造作家具ですが、やはりデメリットもあります。
気をつけたいポイント・対策も併せて解説します。

 

デメリット①:初期費用が高くなる

造作家具 デメリット

造作家具を検討する際、最も気になるのは、やはり費用の面ではないでしょうか。
完全オーダーメイドで一点ものの家具を造るということで、かなりの費用がかかるのではと心配されると思います。

確かに、造作家具の場合、やはり既製品の置き家具と比べると特に初期費用が高くなることが特徴です。
ゼロから希望を伝えながら家具を設計していくので、デザイン・設計・工事にかかる費用が発生します。
また、こだわりの素材やデザインを追求していった結果、全体の費用が高額になることもあるでしょう。

しかし、費用に関しても、造作家具ならすべて相談しながら自分で決めていけるというメリットもあります。
デザインでは妥協せずに、その代わり納得できるリーズナブルな素材を探すなどの方法もあるでしょう。
総合的に見れば、必ずしも造作家具が置き家具と比べて高額になるとも限りません。

 

デメリット②:撤去の際に手間がかかる

造作家具 デメリット

造作家具を検討する際に最も気をつけておきたいデメリットは、「撤去の際に手間がかかる」ことです。
造作家具は、造り付けの場合が多く、簡単に動かすことができません。
壁や床・天井と一体化していたり、しっかりと固定されていたりするので、撤去の際には大規模な工事が必要になる場合もあります。

また、造り付けの家具は、引っ越しの際に新居へ持っていけない可能性もあります。
転勤の多いご家庭などには、やや不向きと言えるでしょう。

小さなお子様の成長など、ライフスタイルの変化に合わせてどんどん暮らし方を変え、模様替えをしていきたい場合にも不自由を感じるかもしれません。
そういった場合は、フレキシブルに変化させていきたい箇所には置き家具を選び、暮らし方が変わっても影響の少ないところに絞って造作家具を取り入れるとよいでしょう。

 

デメリット③:納品までに時間を要することがある

造作家具 デメリット

造作家具は、市販の置き家具と比べると納品までに時間がかかる可能性があります。
希望する素材を輸入したり、納得のいくまで設計を相談したり、こだわりの家具だけに手間暇はかかります。
現物があればすぐに完成品が手に入る置き家具とは違っているので、スケジュール設定には余裕を持っておきましょう。
あらかじめ家づくりと一緒に計画を進めていくと焦らずに済みます。

 

まとめ

今回は、造作家具のメリット・デメリットについて解説しました。
こだわりの家の一部として、理想通りの造作家具を造ることも一度検討されてみてはいかがでしょうか。
家と同じく、家具も長く毎日使い続けるものです。
納得のいく、見るたびに嬉しくなるような家具があると、毎日がより充実することでしょう。

 

造作家具をご検討の方はフェアリーホームへ

フェアリーホーム

フェアリーホームは静岡県の工務店の中でも海外風、特にプロヴァンス風(南欧風)の家づくりを得意としています。

 

「間取りにぴったりサイズの造作家具を作りたい」

「理想のイメージがあるけど、言葉で伝えるのが難しい」

 

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