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2021年6月30日

中庭(パティオ)のある家のメリット・デメリットとは?後悔しないためのポイントを解説

中庭(パティオ)とは

人目を気にせずゆったり過ごせるプライベートな外空間を持ちたいなら、中庭(パティオ)のある家はいかがでしょう。
中庭があれば、家全体が明るく開放的になり、おしゃれなだけでなく様々な用途にも活用できます。
ただし中庭のある家は、設計を失敗すると後悔だらけになる要注意のスペースでもあります。
現役の建築士が、中庭のある家のメリット・デメリットと、後悔しないためのポイントを詳しく解説します。

 

中庭(パティオ)とは

 
 
 
 
 
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「パティオ」とは、スペイン語で「中庭」のことです。
スペイン南部のアンダルシア地方では、夏の暑さを和らげるための工夫として、中庭のある家が多く建てられてきました。
日陰をたくさん作るために密接して家を建て、外側でなく、建物の内側に庭を設けるのです。
そうして生まれた中庭(パティオ)には様々なメリットがあり、今ではひとつのスタイルとして世界に広まっています。

▼フェアリーホームが造る、青空と中庭の家「chou chou(シュシュ)」

 

中庭の種類

 
 
 
 
 
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中庭(パティオ)の作り方には、主に3つの種類があります。
まずは、コの字型・L字型・ロの字型、それぞれの形と特徴について解説します

 

種類①:コの字型

コの字型をした建物の外壁に、中庭の3面が接している形です。
完全に庭を囲んでしまうよりも設計上の難点が少なく、周囲からの視線を遮ったプライベートな空間が作れます。

 

種類②:L字型

L字型をした建物の外壁に、中庭の2面が接している形です。
「囲む」という雰囲気になるかどうかは周囲の環境にもよりますが、設計は最もシンプルで間取りの自由度も高く、取り入れやすいでしょう。

 

種類③:ロの字型

中庭の四方を完全に建物で取り囲む、最もプライベート性の高い形です。
充分な敷地面積と、デメリットに対処できる適切な設計が必要ですが、中庭としてのメリットは最大に発揮されます。

 

中庭のメリット

 
 
 
 
 
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中庭(パティオ)のある家で暮らせば、外空間がもっと自由に、楽しくなります。
まずは中庭のメリット・使い方についてご紹介します。

 

メリット①:バーベキューやDIYができる

周囲からの視線を遮れる中庭があれば、自分たちだけの外空間を思いっきり楽しむことができます。
たとえば友達とバーベキューをしたり、まるで本格的なカフェのようにちょっと外でお茶をしたり。
休日のDIYや、ペットとの遊び場としても活躍します。
また、中庭ならこどもを遊ばせるのにも安心で、夏にはプールを楽しんだりもできるでしょう。
他人の目を気にしなくてよいだけでなく、小さなお子様がふいに道路に飛び出してしまう心配もありません。
本場スペインのパティオでは、憩いの場であるほかに、肉や野菜を干して自家製の乾物などを作ることもあります。
道路に面していないので、中庭は排気ガスで汚れることもありません。
建物で囲んでしまうことで、庭の使い方がより自由に、充実したものになるのです。

 

メリット②:プライバシー性が高い

家の内側にある庭は、プライバシー性が高いことが大きな魅力です。
外から見られる心配がないので、いつでもカーテンを開けて外と内とを繋がった空間にできます。
たとえばガーデニングがお好きな方は、カーテン越しでなく、いつでも美しい庭をクリアに眺められます。
また、ちょっと水やりに出たいようなときも、外で朝食をとりたいときも、中庭ならパジャマのままでも平気です。
「外に出る=人に見られていい格好をする」という心理的な負担がなくなって、外空間がより身近になるのです。
中庭を第二のリビングとして、風を感じながら外の空間でくつろぎ、ゆったりと過ごすこともできます。
中庭があれば、お天気のいい日がもっと嬉しくなることでしょう。

 

メリット③:彩光・風通しに優れる

中庭のある家は、外からの日差しがたっぷりと入り、明るく風通しのよい家になります。
家の中には、どうしても日光の入りにくい部屋ができてしまいがちです。
万全に採光を計算した明るい家でも、周囲に建つ建物の影響で後から日当たりが悪くなってしまうこともあります。
そんなときでも、建物の内側に中庭を確保していれば、採光を確保しやすくなります。
人目を気にせず窓を開けておけるので、換気もしやすくいつでも気持ちのいい風が入れられます。

 

中庭のデメリット

中庭(パティオ)コスト

中庭のある家にはたくさんのメリットがありますが、良いことばかりというわけにはいきません。
次は、中庭を作ることの3つのデメリットをご紹介します。

 

デメリット①:費用が高くなる可能性がある

中庭のある家は、構造が複雑になり、費用が高くなる場合があります。
単純な形の家と比べると外壁や大型の窓が増え、中庭自体の外構設備にも費用がかかるからです。
複雑な構造の家を作るためには、建築方法や建材が限定されることもあります。
また、中庭周辺のメンテナンス費用も発生するので、継続的なコストも増加します。

 

デメリット②:間取りが狭くなる

限られた敷地面積のなかに中庭を作ろうと思うと、どうしても居住空間の面積が削られてしまいます。
土地によっては、希望する形で中庭のある家を作るのが現実的に難しい場合もあります。
しかし周囲の家や道路と距離の近い家にこそ、内側に庭を設ける中庭のスタイルはお勧めでもあります。
土地に合わせた中庭と間取りの設計が必要です。

 

デメリット③:光熱費が高くなる

中庭に面して大きな窓をたくさん作ると、外気の影響を受けやすく、家の断熱性能が落ちることがあります。
そのため、室内の空調にコストがかかり、光熱費が高くなるかもしれません。
特に暑さ・寒さの厳しい地域であれば、中庭に面する窓は断熱性の高いものを選んだ方がよいでしょう。
その場合にはガラスやサッシが高額になってしまうので、やはりコストアップは避けられないと言えます。

 

中庭で後悔しないために注意するべきポイント

中庭(パティオ) 後悔

中庭(パティオ)のある家を作るときには、後悔しないために注意するべきポイントが大きく3つあります。
設計に失敗すると後々の暮らしにかなり影響が出るので、中庭のある家を作り慣れていない住宅メーカーへの依頼は避けた方が無難と言えます。

 

ポイント①:生活動線に注意する

まず、中庭を作ることで生活動線が悪くならないように気をつけましょう。
中庭を作るぶん居住空間が圧迫されるだけでなく、中庭があることで家の中が行き来しにくくなる可能性があります。
特にロの字型の中庭は、間取りの自由度が大きく下がってしまいます。
反対側に行きたいときに、中庭を通り抜けて移動するのか、ぐるりと迂回して室内を移動するのかもイメージしてみてください。
日常的に中庭を通路として使うなら、たとえばウッドデッキで床とフラットな高さにするなど、面倒くささを軽減する工夫が要るかもしれません。
ちょっとしたことでも、毎日のことですから、あとで後悔しそうな要素は取り除いておきましょう。

 

ポイント②:窓の大きさに注意する

中庭に面する窓の大きさや位置についても、設計の段階で注意してください。
せっかくの中庭が生かされるよう、採光と風通しには気をつけて窓を選択するべきです。
窓は大きければ大きいほどよいというわけでもありません。
大きな窓は、断熱性や耐震性を下げてしまう可能性もあります。
また、四方を高い壁で囲ってしまっては中庭に充分な光が入らない場合もあります。
光や風を気持ちよく家に招き入れられるようにあらかじめ計画して設計する必要があります。

 

ポイント③:排水場所に注意する

最後に、中庭を作るときは、配水に非常に気をつけなければなりません。
特にロの字型の中庭を作る場合は、中庭の四方を家が囲むことになります。
台風やゲリラ豪雨で一気に大量の雨が降ったとき、排水の設備が悪いと致命的な問題となるのです。
庭に水が溜まらないように、きちんと排水設備を整え、設置場所を設計する必要があります。
設計ミスで日常的に湿気や熱気が籠ってしまうと、虫やカビの発生にも繋がります。
また、配水管が詰まってしまわないように、定期的な掃除も欠かせません。

 

まとめ

今回は、中庭(パティオ)のある家の魅力と注意点をじっくり解説しました。
おしゃれな中庭のある家での生活を、具体的にイメージしていただけたでしょうか。
プライベートな外空間を持てる中庭のある家づくりは、こだわりの注文住宅ならではの贅沢とも言えます。
しかし、繰り返すようですが、中庭のある家は設計に要注意です。
まずは中庭のある家作りのノウハウを持った住宅メーカーを選ぶことが重要でしょう。

 

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フェアリーホーム

フェアリーホームは静岡県の工務店の中でも海外風、特にプロヴァンス風(南欧風)の家づくりを得意としています。

 

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