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2021年4月27日

漆喰の家のメリット・デメリットとは?特徴や価格など、押さえておきたいポイントまとめ

『漆喰の家』というと、どのような家を想像しますか?

漆喰はその白く美しい見た目から、近年塗り壁としての非常に人気のある材質です。

漆喰にはたくさんのメリットがありますが、注意点やデメリットなど、抑えておくべきポイントもいくつかあります。

この記事では、現役の建築士が、漆喰の家のメリットやデメリット、特徴や価格についてご紹介します。

 

漆喰の家の特徴

世界中の建物に使われる漆喰の塗り壁は、人工的な雰囲気を感じさせない自然で美しい白の壁が特徴です。

また、漆喰最大の特徴と言えるのが、数百年にもわたり損なわれることがない耐久性です。

この耐久性の高さは、様々な塗り壁材の中でもトップクラスであり、いつまでも美しい外観を保つことができます。

この漆喰ならではの美しい白と、耐久性の高さが、塗り壁材として長く世界中で愛さ続ける理由なのです。

 

漆喰の家のメリット

漆喰の家はメンテナンスが非常に簡単であることや、きめ細やかな肌触りなど、魅力的なメリットが満載です。

それでは、漆喰の家のメリットについて見ていきましょう。


メリット①:メンテナンスのコストがほとんどかからない

漆喰を代表するメリットとして挙げられるのが、メンテナンスに必要なコストがほとんどかからないことです。

一般的な住宅の場合、内壁には工期が短縮できて価格の安いビニールクロスが使われます。

ビニールクロスは多くの住宅で採用されているのですが、年数が経つと剥がれや黄ばみが発生し、定期的に張り替える必要があります。

しかし、漆喰は耐久性が非常に高く、何十年経っても施工したてのような見た目を保つことができます。

ホコリやゴミなどが付着しにくい性質も併せ持っており、拭き取るだけで、手軽に美しい見た目を維持することができます。

ちょっとした汚れも消しゴムで消すことができるため、小さな子どもがいる家庭でも、安心して綺麗な外観を保つことができるでしょう。

 

メリット②:自然素材による殺菌効果

小さな子どもがいるご家庭にとって心配事は、子どもがハウスダストなどの有害物質を吸い込んでしまうことです。

塗り壁材の中には化学物質が使われている素材もあり、花粉症やアレルギーをお持ちの方にとって素材選びは気をつけなければいけません。

しかし、漆喰は「消石灰(しょうかいせき)」を原料とした自然素材で作られており、この消石灰は強アルカリ性を示します。

強アルカリ性には優れた殺菌効果があり、室内を清潔に保つことができます。

化学物質を使わず、殺菌効果もある漆喰は、花粉症やアレルギーをお持ちの方にはぴったりの素材です。

 

メリット③:耐火性に優れる

漆喰は優れた耐火性を発揮します。

国土交通省の建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)第二条でも、漆喰は不燃材料として明記されています。

万が一火災があった際でも、ダイオキシンなどの有害物質が出ることがなく、周囲へ炎が燃え広がることも防ぐことができます。

もちろん近所の家で火事が起こった際にも、漆喰には燃え移りにくく、火災のリスクからしっかり家を守ることができます。

出典:不燃材料を定める件 – 国土交通省

 

メリット④:優れた調湿効果

漆喰には優れた調湿効果があります。

室内の湿度が高いときは湿気を吸収し、湿度が低いときは水分を放出します。

室内を適度な湿度に調整してくれることで、結露やカビの発生を抑制し、家の耐久性を維持することができます。

 

漆喰の家のデメリット

漆喰の家には様々なメリットがありますが、メンテナンス面や価格において、注意すべき点もあります。

それでは、漆喰の家のデメリットを見ていきましょう。

 

デメリット①:ひび割れの恐れがある

外壁に漆喰の壁を使う場合、ひび割れに注意をする必要があります。

内壁とは異なり、外壁は風雨にさらされ、常に天候の影響を受けます。

天候の影響を受けやすい地域であれば、漆喰を使用するのは内壁だけにするのがよいでしょう。

また、ひび割れが発生したときは、割れた箇所に軽く漆喰を塗り重ねるなどの対処が必要です。

 

メリット②:汚れると目立つ

漆喰は、耐久性があり美観を保ちやすいメリットがありますが、真っ白の塗料ですので、汚れが目立ちやすいです。

美しい白色の壁に、飲み物や油性マジックなどの汚れが付着してしまった場合、他の壁素材よりも汚れが目立ちます。

拭いても取れない汚れが付いてしまったときは、サンドペーパーで表面を軽く削るなど、随時メンテナンスする必要があります。

 

デメリット③:施工から完成まで時間がかかる

漆喰は、接着剤で貼っていくビニールクロスとは違い、職人が全て手作業で塗り上げていくため、施工から完成まで時間が掛かります。

工期が長くなる分、価格も高くなるため、ある程度の予算がなければ、施工を依頼するのは難しいかもしれません。

ただし、定期的な張り替えが必要なビニールクロスと比べると、耐久性にすぐれる漆喰はコストパフォーマンスが良いといえるかもしれません。

 

漆喰の家の価格は高い?安い?

漆喰の家の価格は、基本的に他の塗り壁材を使う時と比べて高い傾向にあります。

その相場は、1平方メートルあたり4000円~8000円程度。

一般的なビニールクロスは、1平方メートルあたり1200円~1800円程度が相場です。

漆喰の壁の相場が高くなってしまう理由は、ベテランの左官職人が手作業で複数回に分けて漆喰を塗っていくためです。

一度塗り、乾燥するのを待ち、また上から塗り重ねていきます。

これは漆喰を塗った後のひび割れを防ぐために必要な作業工程で、手間と時間が掛かる分だけ価格が高くなってしまうのです。

しかし、手間と時間を掛けるからこそ美しく、高い耐久性の塗り壁ができるともいえます。

 

まとめ

漆喰の家には、優れた耐火性や調湿効果があり、定期的なメンテナンスのコストがほとんどかからないといったメリットがあります。

ですが、その分施工から完成まで時間がかかり、価格も高くなるといったデメリットもあります。

漆喰は世界でも人気の塗り壁材であり、初期費用は高くても、長い目で見ればとてもお得で美しい家になるでしょう。

興味がある人は、塗り壁材に漆喰を使用してしてみてはいかがでしょうか。

 

静岡県で漆喰の家をご検討の方は、ぜひ一度フェアリホームにご相談ください。

漆喰や珪藻土をはじめとした自然素材の家を得意とする弊社では、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、お客様にぴったりの漆喰の家をご提案させていただきます。

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